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2010年 07月 13日

選挙に我思う・・・(真面目)

今回とあるご縁から参院選の“開票立会人”なるお仕事を依頼された。
簡単に説明すると、選挙の開票に立ち会って不正がないか否かを監視するというか、見守るというか・・・なんだか仰々しいなぁ・・・んなことより、僕のような不真面目なニンゲンが“開票立会人”なんて役目が務まるのか??という不安もあった。
けど、とりあえずせっかくのご縁だし、ま、社会勉強のつもりで出かけてまいりました。

短パン&裸足は自分だけ。
ま、当然といえば当然か。。案の定やはり場違いだったか。。

その中で「無効票の判定」なんてこともする。選管の方々と「この票は有効か?無効か?」なんて判定を議論するわけだ。

その中に(こんな言い方は大変失礼かもしれないけど)、ミミズが走ってるみたいな、震えたギザギザ文字で判別の難しい票があった。
まるで波線の象形文字?3つ・・・候補者の中に3文字の名前は無い。最初は悪ふざけか?こりゃ無効票だなぁと思ってたら、異議が出た。それは違う、と。
ベテランと思われる立会人の方が一言。
「身体の不自由なお年寄りかもしれないよ」と。
「これでも必死で候補者の名前を書いたに違いない」。
確かに、よく見れば、最初の一文字が候補者名の漢字に見える。こう書きたかったのだろうという意図はよく伝わる。その先は、、もう書けなかったのだろう。だんだん筆圧が弱くなってるし、きっと候補者名を最後まで書けなかったのだ。・・そうに違いない。

不自由な身体で投票所まで出かけて、震える手を押さえながら必死で、もしかしたら左手で書いたのかもしれない。
やっとの思いで候補者の名前を書き、それでも力尽きて候補者名すべてを書ききれないで投票した。

14年前に他界した僕の母親も身体障害者だった。

結果それは「有効票」になった。
選挙の1票1票って本当に重たいなって思う。
それに相応しい政治家っていったい何人いるんだ?!と言いたくもなるが、今回ほど票の重さを実感したことはなかった。

無効票の中には「アホ~」とか「みんな死ね」とか下品な落書きとかもあったけど、いい歳して茶化すことしかできない者たちは、かっこ悪いと思う。
抗議の白票ならまだしも・・・わざわざ出かけていきながらこれかよ?!と思うものも多々あった。

何事にも真剣に向き合うことなく、すぐに諦め放棄して、斜に構えて茶化してるのは、もうやめよう。
かつての自分もきっとそんな輩だったから、自身への戒めも込めて、少し改心して真面目にやっていかなきゃな、と思いました。
もちろん、最期には全て報われることをひたすらに信じて。。

by oka-yoshi-music | 2010-07-13 00:33


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